2004-05-25 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
つまり、この表明は、開門調査が必要だという有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ第三者委員会の提言、それから開門調査実施を要請した多数の有明海沿岸自治体による決議、開門調査に向けた有明海漁民の強い期待を結果として裏切っているということになっております。 特にノリ第三者委員会については、当時の谷津農水大臣が最初に提言実行を委員会に確約したんですね。
つまり、この表明は、開門調査が必要だという有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ第三者委員会の提言、それから開門調査実施を要請した多数の有明海沿岸自治体による決議、開門調査に向けた有明海漁民の強い期待を結果として裏切っているということになっております。 特にノリ第三者委員会については、当時の谷津農水大臣が最初に提言実行を委員会に確約したんですね。
農林水産大臣の特命により設置された有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ第三者委員会ですね、これは各分野の専門家で構成されていまして、二〇〇一年の十二月に短期、中期、長期の段階的な開門調査を実施すべきという見解を農林大臣に示しました。そして、福岡、佐賀、熊本、この各県議会は、昨年の十二月に中・長期開門調査の実施を求める意見書を相次いで可決したんです。
○亀井国務大臣 この開門調査につきましては、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ不作等第三者委員会におきまして検討をいただいた結果、見解が示されたわけでありまして、それに基づきまして、その取り扱いにつきまして農水省として判断がゆだねられておるわけでありまして、我が省といたしましても、この見解の趣旨を踏まえまして、短期の開門調査を含む開門総合調査を実施したところであります。
二〇〇一年の十二月に有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ第三者委員会は見解を公表しておりますけれども、その見解は、諫早湾干拓は重要な環境要因である負荷を変化させ、諫早湾のみならず有明海全体の環境に影響を与えていると想定され、また開門調査はその影響の検証に役立つと考えられる、現実的な段階として二カ月程度、次の段階として半年程度、さらにそれらの結果を踏まえて数年の開門調査が望まれる、このように
ここにあります有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆるノリ第三者委員会と呼ばれるものの報告書を見ましても、これは平成十五年三月二十七日の報告書ですけれども、近年赤潮の発生件数あるいは延べ日数が増加をしている、また、秋から冬の珪藻赤潮の発生も増加をして、これがノリにかなり影響していると思われる、こういうような指摘も現になされているわけでございます。
諫早湾の干拓事業につきましては、この事業による影響についてこれまで検討を進めてこられました農水省の有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会の関係資料も既に評価委員会の方々にお渡しをしてございますほか、第二回の評価委員会におきまして、農林水産省からこれまでの検討経過の御報告をいただいたところでございます。
既に、農水省は今日まで、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、通称ノリ第三者委員会の議論がつくられてきたわけですけれども、今度環境省でつくる予定の有明海・八代海総合調査評価委員会、この委員会の役割というのは非常に大きいな、このように考えるわけです。
○政府参考人(太田信介君) 諫早湾干拓事業につきましては、昨年十二月に有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会から、開門調査の意義を、諫早湾干拓事業が引き起こしたと指摘されている有明海の環境変化の諸事象につきましてその指摘の適否を検証することといたしました「諫早湾干拓地排水門の開門調査に関する見解」が示されたところでございます。
それは、昨年の十二月十九日に農水省の有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会が「諫早湾干拓地潮受け堤防排水門の開門調査について」という報告書を出しております。その中にはこのようにございます。「開門調査はその影響の検証に役立つと考えられる。現実的な第一段階として二ヶ月程度、次の段階として半年程度、さらにそれらの結果の検討をふまえての数年の、開門調査が望まれる。」
○中村敦夫君 今の質問に付随して田中参考人にお聞きしますけれども、中長期の開門調査を望む人たちには政治的な動機があるというふうに言われましたけれども、そうしますと農林水産省ノリ不作等対策関係調査検討委員会というのに政治的な動機があるということなんですか。
ただ、昨年開かれました農林水産省の有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会の場でも、このような酸処理剤の再検証の必要性について言及があったところでございます。 私ども水産庁といたしましては、酸処理剤が環境なり生物へどういう影響を与えるのか、改めて再調査したいという方向で検討しているところでございます。
そこで、ノリ不作等対策関係調査検討委員会、すなわちノリ不作等の第三者委員会というのが農水省の中に設けられまして、そこでいろいろ審議をされた。ところが、昨年は大変ノリは不作でしたが、今年は、今年というかはノリは豊作になる。じゃ、その間排水門を開放したかというと開放していないんですね。
ノリの不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会ですけれども、十二月の十九日に潮受け堤防排水門を長期間大きく開放して調査を行うように見解を発表いたしました。
有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会ですが、このノリ不作の主な原因について、大型珪藻の赤潮が長期間、広域的に発生したためだと述べています。 この間、関係四県は、プランクトンの発生を抑える働きをする二枚貝の生育を助けるために、干潟を耕したり砂を入れるなど幾つかの対策をとってきました。
これらの問題につきましては、環境省も含め、関係省庁が共同で現在実施しております有明海海域環境調査等においてさらに調査検討しますとともに、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会におきましても検討いたしまして、平成十四年度末を目途に結論を出すということで鋭意必要な調査検討に努めてまいりたいというふうに考えております。
このため、農林水産省においては、一月から二月にかけて関係四県と共同してノリ不作対策緊急調査を実施するとともに、学識経験者等による有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会を設置してノリ不作等対策に関する調査検討が行われているところです。
その後、二十七日に、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会の第三回会合が開かれ、委員長のまとめや有明海異変の原因解明と有明海再生に向けた調査研究の提言などが出されました。 委員長のまとめでは、有明海全体についての現状認識として、「明らかに有明海の環境は悪化している」、「潮汐等海洋の流動にも変化が見られる」と述べています。
○大臣政務官(国井正幸君) 委員御案内のとおり、農林水産省の中では現在、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会、いわゆる第三者委員会というものを学識経験者等を中心につくっております。これまで三回会合を開いてまいりまして、三月二十七日の段階で委員長の見解というのが出されております。
一昨日、有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会が発足をいたしました。農水大臣は、二十三日の当委員会で、その委員会の中で水門をあけて調査すべきであるというふうに決定されれば私どもはそれをあけていきたいと答弁されました。私は、大臣はこれまでより一歩踏み込んだ答弁をされたと思うのです。それなら漁民の要求との接点をつくるため、もう一歩踏み込んでいただきたい。